この記事は Nicolas Vibert 氏のブログ Geographical Expansion の翻訳です。翻訳の一覧は こちら

かなりの数の我々のお客様は、新しいマーケットに進出するために VMware Cloud on AWS を使うことを考えています。数時間で VMC_AWS の SDDC をデプロイできることから、CAPEX を持つことなく新しいマーケットに参入することを可能にしています。

このユースケースで VMC_AWS を使うことの副作用的な利益があります。もしマーケットの拡大に失敗した場合、参入したときと同じ速度でマーケットから撤退することもできるのです(ハードウェアラックと共に撤退することはありません)。

一方、マーケットの拡大に成功した場合、お客様は簡単にスケールアップし、すぐにインフラのサイズを増強することもできます。

VMC for geographical expansion VMC for geographical expansion

アーキテクチャー

このシナリオでは、新しいアプリケーションが構築されるため、ネットワークを延伸する必要はありません。すなわち、NSX L2VPN や HCX L2VPN は必要なく、代わりに単純に L3VPN を使うことをお勧めします。

可能であればルートベース VPN を選択し、回復性のために 2 つの VPN を張ることをお勧めします。

L3VPN のより詳細な内容は以下のブログを確認してください: L3 VPN

管理の観点から、単一の管理を実現するために、オンプレミスの既存の vCenter とクラウド側の vCenter はハイブリッドリンクモードで接続しましょう。